半自動溶接の中では3種類のガスを使用し、その際に溶接の呼び方が変わります。
CO²溶接
炭酸ガス溶接とも呼ばれており、軟鋼用ソリッドワイヤーを使用し、基本的に鉄の溶接に使われます。
MAG溶接
混合ガス溶接(アルゴン80%+炭酸ガス20%)とも呼ばれており、軟鋼用ソリッドワイヤーやステンレスワイヤーを使用し、鉄やスレンレスの溶接に使われます。
MIG溶接
シールドガスとしてアルゴンを使うのですが、アルゴン溶接とは基本的にTIG溶接の事を指す場合が殆どだと感じます。
アルミやステンレスの溶接で使われますが、見た目がTIG溶接に相当劣る為、基本的にアルミはTIG溶接をお勧めします。
| CO2溶接 (炭酸ガス) | MAG溶接 | MIG溶接 | ノンガス溶接 |
使用ガス | 炭酸ガス | 混合ガス | アルゴンガス | 不要 (ワイヤーにフラックス入り) |
溶接材質 | 主に鉄 (ステンレスも可) | 主に鉄 | 主にアルミ | 主に鉄 |
スパッター | 多い | 少ない | 少ない | 多い |
風の影響 | あり | あり | あり | なし |
仕上がり | ○ | ◎ | ○ | ○ |
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